ツアーコンダクターの仕事

仕事内容

訪日外国人数が2000万人をゆうに超え、訪日外国人数と出国日本人数の合計が4,000万人に迫るなど、昨今の日本をとりまく旅行事情は活況を呈しています。さらに東京オリンピックが開催される2020年には4,000万人、2030年には6,000万人の訪日外国人数を政府目標として掲げている今、これまでとは比べ物にならないほど需要が高まると試算されている職業が、ツアーコンダクター(添乗員)です。

ツアーコンダクターは、団体旅行やパック旅行などに添乗し、その一切を取り仕切る旅行のまとめ役のような存在です。具体的には、観光スポットの案内や説明、チケットの手配、急病やトラブルが生じた際の対応など、お客さんが快適に旅を楽しむことができる環境を整えることがその仕事になります。

ツアーコンダクターの仕事は大きく、国内旅行と海外旅行に分かれますが、いずれも業務内容としては大差がありません。ただし、国内旅行向けのコンダクターと海外旅行向けのコンダクターとでは、必要な資格が異なります。詳しくは次の項で見ていきたいと思います。

資格について

ツアーコンダクターとして働くには、「日本添乗サービス協会」が認定する研修を修了(合格)をする必要があります。資格には、国内旅行のみ添乗可能な「 国内旅程管理主任者」と国内・海外ともに添乗できる「 総合旅程管理主任者」の2種類があります。

ここでは、海外大学を卒業したみなさん向けに、外国語がより活かしやすいように国内旅行でも海外旅行でも添乗できる「総合旅客管理主任者」を詳しく紹介します。

まず、資格を取得するまでの一通りの流れを下の通りになります。

  • 1、基礎添乗員乗務研修を修了
  • 2、ツアーに同行する経験
  • 3、総合旅客管理研修を修了

1の基礎添乗員研修は、18歳以上のすべての人に受験資格がある研修で、ウェブ上ですべて完結するeラーニング講座という手法を取っています。30日間で研修期間ですべての単元を視聴すれば修了となります。この基礎添乗員研修を修了しないと総合旅客管理研修のステップに進めません。

また、実際のツアーに補助添乗員として同行するか、 日本添乗サービス協会が主催する研修ツアーに参加するなどして、添乗実務を経験することも必須になっています。基礎添乗員研修を終えて、添乗実務を経験するといよいよ総合旅客管理研修に入ります。

総合旅客管理研修は、3日間の日程で行われます。研修中に「旅行業法令・約款」、「海外添乗実務、添乗外国語(英語)」の講義と試験が行われ、所定の点数以上で合格となります。なお研修の開催日時や開催場所などの詳細は、日本添乗サービス協会のホームページに掲載しているので、チェックしてください。

※試験内容、受験資格などは日本添乗サービス協会のホームページから引用

就職・転職活動

先にも紹介したように、資格を取るには実務経験が必要なため、新卒時にはまず添乗員派遣会社への登録か旅行代理店への就職を目指します。超大手の旅行代理店以外、学歴不問で人物重視の採用活動が行われているので、海外での経験や語学力を目一杯アピールしたいところです。

添乗員派遣会社は大体の場合、成果給で、実績を積んで頼りにするお客さんが増えれば増えるほど待遇は良くなるというシステムです。また、信頼を置いてくれるお客さんごと大手旅行代理店に破格の待遇で迎えられるヘッドハンティングというケースも増えています。

国内旅行でも海外旅行でも、英語をはじめとした語学力を身に着け、さらにその土地土地の魅力を余すことなく紹介できる添乗員が旅行者の伸びに対して少ないというのが、この業界の実情です。

今現在、若手添乗員の給料などの待遇面は決して高いとは言いづらいものがあります。しかし、近い将来どんどん待遇も良くなっていくのではないかと言われている、日本でも数少ない業界のひとつです。旅行が好きで、人のお世話が苦にならないという人はチャレンジしてみる価値のある分野ではないでしょうか。


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