商社勤務

仕事内容

大学生の希望職種・人気企業ランキングで常に上位に位置するのが商社です。商社は、海外の商品を買い付けしてきて、それを日本国内市場で販売する、あるいはその逆に、日本の商品を海外に輸出するというのが、大きな業務の柱です。いわば売りたい人と買いたい人をつなぎ合わせる仕事といえます。

商社の仕事を大きく分けると、幅広い商品を商材とする専門商社と、特定の分野に特化した専門商社の2つに分けることができます。ここで総合商社と専門商社の仕事内容についてざっと見て行きましょう。

■総合商社

「ラーメンから航空機まで」とは、大手商社・三菱商事がバブル期に使用していたキャッチフレーズですが、まさにこのキャッチコピー通り、扱わないものはないというくらいその商材は多岐にわたります。専門商社に比べると、動かすお金の額が大きくなり、エネルギーの調達など、国家プロジェクト並みの大型案件を手がけることも珍しいことではありません。

■専門商社

食品なら食品、繊維なら繊維と専門分野に特化した商社のことを言います。一般に、売上の比率が、特定の分野で50%を超えると「○○の専門商社」と認識されます。国内外の市場への知識のほか、特定の専門分野への知識も必要になります。

資格について

商社勤務に必ず必要な資格はありません。しかし、業務を進めるうえで英語は必須なので、TOEICやTOEFLなどの英語の実力がひと目で分かる資格を持っていると大きなアピールポイントになります。 また、三菱商事や三井物産、住友商事といった旧財閥系の大手総合商社の中には、入社試験から、社内留学、昇進までTOEICの点数で細かく規定している企業もあるので、学生のうちから対策を練っておくのは、単に就職だけではなく人生をトータルで考えた時に有利といえるでしょう。

このように、大手総合商社への入社を考えている人にはTOEICがなかば必須の状況ですので、ここではTOEICの試験について詳しく見て行きましょう。

TOEICは、年10回(1、3、4、5、6、7、9、10、11、12月 )全国80都市で開催されています。試験はリスニングとリーディングに分かれ、その得点によってA~Eの5つのレベルに判定されます。

レベルAは、990点満点中860点からで、「non-nativeとして十分なコミュニケーションができる」と評価されます。レベルB以下は、730点~859点で「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」(レベルB)、470点~729点で「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる」(レベルC)、220点~469点で「通常会話で最低限のコミュニケーションができる」(レベルD)、219点以下が「コミュニケーションができるまでに至っていない」(レベルE)とそれぞれ判定されます。

一般に、総合商社など業務で英語が必須の職種への就職に有利なのは700~800点以上といわれています。日本の大学の学生と比べて、英語に関して明らかに有利な海外大学への留学生は、アピールポイントであるTOEICの得点を可能な限り高めておくということが、大手総合商社への内定への近道と言えるでしょう。

※試験日程、試験会場、試験内容などはTOEICのホームページから引用

就職・転職活動

新卒の場合は、先にも述べたように英語の実力をできる限り伸ばすことが、採用への近道と言えます。また、それ以外にも社会性・人間性を磨く経験を積んだり、採用後に必要な簿記や会計の資格を取ったりするなど、自分ならではの強みをアピールできるとより良いでしょう。

転職においては、英語をはじめとした語学は「出来て当たり前」と見なされ、それ以外に「何をどれくらいできるか」が重要な要素になってきます。前職での経験や実績をアピールするのも良いですし、実際に転職した人のなかには、証券アナリストや中小企業診断士、MBA(経営学修士)といったビジネス系の難関資格を取得した人もいます。

逆にいえばグローバルビジネスの最先端に身を置いているという自覚のもと、常に自分の能力を高める努力をしている人だけが、商社マンとして成功している人ということができます。


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