医療秘書の仕事

仕事内容

医療秘書とは文字通り、医療機関における秘書です。医療の資格はないけれど医療機関で働きたいという方もいらっしゃると思います。医療秘書の仕事内容は、非常に多岐にわたりますが一般的には以下のような仕事内容が多いです。

  • スケジュール管理
  • 来客の対応
  • 電話応対
  • メールや手紙の処理
  • 文書作成
  • その他(慶忌対応、中元歳暮手配、代理出席等)

上記が一般的な秘書の役割ですが、医療秘書の仕事内容も大差ありません。ただ、医療秘書の場合、院長などの医師個人につく場合と病棟や診療科ごとにつく場合、チーム医療の一員として参加するがあります。

院長や大学病院の教授などにつく場合は、学会へ同行したり、論文の簡単な下調べなどを任されるケースもあります。また、英語が堪能な人は英語でのメール代筆、手紙代筆などを任される場合もあります。
また、病棟や診療科ごとにつく場合には、当然ながら、その分野への最低限な知識を持つことも期待されます。

これはなぜかと言うと、最低限の知識がないと相手方の言っている内容や指示内容が理解できず、コミュニケーション不全を起こしてしまうことになりかねないからです。

さらに、昨今の医療現場では医師や看護師、薬剤師やリハビリスタッフなどがチームを組んで治療にあたるチーム医療の考え方が浸透してきています。医療秘書がこのチーム医療スタッフに参加するケースも増えてきています。多分野の専門家の調整役としての役割が期待されています。

どの分野の秘書にも共通していえることですが、決して高度な専門知識を求められるわけではありませんが、担当する人の専門領域において、相手が何を言っているか即座に分かるという能力は必須です。
その意味において、細やかな気遣いや社会人としてのマナーが身に付いていることはもちろんとして、どの分野でも自発的に勉強して理解しようと努力できる人が向いているタイプといえます。

資格について

医療秘書になるために必須の資格はありません。しかし、就職や昇進に有利になる資格は存在します。それは、「医療秘書技能検定試験」という試験です。この試験は「一般社団法人医療秘書教育全国協議会」が主催している民間資格です。

試験は1級、准1級、2級、3級の4クラスに分かれており、どのクラスからでも受験できますが体系的に知識を学ぶという意味でも3級から徐々にレベルを上げていくという受験の仕方をおすすめします。

試験領域は、医療秘書実務、医療機関の組織・運営、医療関連法規、医学的基礎知識、医療関連知識、医療事務に分かれています。いずれも付け焼き刃の知識では難しい問題になっていますので、きちんとした準備をした上で望みましょう。
また、試験日程は例年、春と秋の年2回、全国の専門学校などで開催されています。試験日程や受験方法、試験会場などの詳細は「医療秘書教育全国協議会」のホームページで公開されていますので、気になる人はチェックしてみてください。

就職・転職活動

医療秘書という職業は、一般的にはまだあまり知られている存在ではありません。しかし、昨今の細分化した医療状況の中で、徐々にその役割の重要性が認識されつつあります。

こうした流れを受け、最近では地域の基幹病院や大学病院などの規模が大きな病院のほとんどは医療秘書を募集しています。また、病院以外にも製薬メーカーや薬局、健康保険組合なども採用するケースが増えています。

また、医療秘書という職種で募集していない場合、「病棟クラーク」「メディカル・コンシェルジュ」「医療系事務」「アシスタント」「補佐」などの文言で求人を出している場合もあります。いずれも求められるものは医療秘書と同じですので、仕事を探す際は医療秘書以外にも上記の文言で求人が出されていないかもチェックしてみてください。

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