映画配給会社の仕事

仕事内容

映画が作られて、映画館で私たちが楽しむまでに、制作、配給、興行という過程を経ています。この記事では、その中でも配給・宣伝の仕事に焦点を絞って、紹介していきたいと思います。

配給の仕事は映画制作会社や映画制作プロダクションが製作した映画を買い付けて各映画館に配給するという仕事ですが、詳しく見ていきましょう。映画配給の仕事は、大きく分けて下記の仕事に分けられます。

■買い付け(配給契約)

映画制作会社やプロダクションが制作した映画を買い付ける作業です。一般的には映画を映画館で放映する権利、映画をDVDにする権利、映画をテレビで放映する権利をまとめて買い付けます。

映画での収益はもちろん、映画がヒットすればヒットするほどDVDは売れ、テレビでの放映権料も上がります。そういった意味で、どの映画を買い付けるかの目利きは非常に重要です。

■ブッキング

買い付けてきた映画を映画館に提供することをブッキングと言います。どの時期にどれくらいの期間、映画を上映するかがここで決定されます。夏休みや冬休みといった長期休みにはヒットが狙える大型映画、アニメ映画を上映することで最大限の利益を狙います。このブッキングがうまくいかないと、届けたい層に届けたい映画が行き渡らないという事態に陥ってしまいます。

■宣伝

買い付けてきた映画を宣伝することも配給会社の大きな仕事です。せっかく良い映画を買い付けても、上映されることが誰にも認知されなかったら意味がありません。

 

ポスターや予告編の制作、タイアップ商品の作製、完成披露試写会や会見のセッティング、テレビやラジオ・雑誌といったマスメディアを使った宣伝など、各映画に最適な宣伝方法で露出を図ります。

また、海外映画を専門に配給している配給会社の場合、PRで来日するハリウッドスターのアテンドやスケジュール管理、身の回りの世話なども重要な仕事のひとつです。

資格について

映画配給会社で働くために必要な資格は特にありません。この仕事では、専門的な資格というよりも「映画が何よりも好きだ」、「自分が買い付けた映画で世の中を感動させたい」といった熱い情熱が必須です。もちろん、それだけではなくビジネスマンとして当たり前のビジネススキルが必要なことは言うまでもありません。

また、洋画を中心に配給している会社では、英語などの語学力がアピールポイントになる場合もあります。TOEICやTOEFLなどの点数や英会話に自信がある人は積極的にその点をアピールすると良いでしょう。また、外国語でのビジネスメールをはじめとしたビジネスマナーを磨いておくことも心がけておくとより良いでしょう。

就職・転職活動

映画配給会社への就職方法としては、大学を卒業して新卒で正社員として採用されるのが一般的です。ですが、新卒の際に配給会社へ正社員として就職できなくても、道が閉ざされるわけではありません。

この業界ではアルバイトや契約社員で配給会社に入社して、徐々に信頼を勝ち得て正社員登用された人も数多くいます。また、映画配給会社の傘下の宣伝会社や、映画宣伝を主に取扱う広告制作会社に就職したりして、実績を積んで配給会社への転職を狙うという方法もあります。

映画配給を含めて、映画の世界は独特の知識や経験が必要な業界ですので、まずはどんな形でも業界に入って映画の仕事を覚えるのが近道と言えます。

また、キャリアアップの方法としては、独立系の映画配給会社や中小の映画配給会社で実績や経験を積んで東宝や東映、松竹などといった大手映画配給会社にステップアップするというのが理想的なステップアップ方法です。

新卒で入るにしても、その後にステップアップを図るにしてもいずれにしても、求人数の絶対数が少ないこともあるため、簡単なことではありません。しかし、「どうしても映画の仕事がしたい」という情熱を持って、わずかなチャンスやきっかけを逃さないようにしましょう。

ピックアップおすすめ記事

人気記事ランキング

お仕事辞典記事一覧 〉

Facebookで情報配信中


フィリピン就職するなら

留学ドットコムのフィリピン就職サポート

スポンサード検索