証券会社の仕事

仕事内容

大学生の就職人気ランキングを見てみると、時代の変遷でさまざまな企業が入れ替わっていることに気が付きます。商社や新聞社、銀行、テレビ局、大手メーカーなどその時代時代によって人気企業の顔ぶれは大きく変わっています。最近では、地方・国家問わず公務員も人気の職場です。

この学生の就職人気ランキングにおいて、古くから安定して高い人気を得ている業種のひとつに証券会社があります。証券会社の仕事はなぜそんなに人気があるのでしょうか。ここでは、どのような仕事をしているかを明らかにしてその人気の理由を考えていきたいと思います。

証券会社の仕事と一口で言っても、多くの会社がそうであるように、業態は多彩にあり、その職種はさまざまです。証券会社の仕事の大きな柱は以下の2つです。以下からそれぞれ見ていきましょう。

■ブローカー業務

日本語では委託売買業務と言われます。顧客(投資家)からの委託を受けて株式や債権といった有価証券取引を顧客に替わって行う業務です。インターネット取引などの発達で近年、証券会社を通さず株式や債券を売買する人も多くなっていますが、いまだに証券会社を通して取引をする人も多く、証券会社の主要業務のひとつです。証券会社は、顧客からの手数料を取ることで利益を得ています。

■ディーラー業務

日本語では事故売買業務と呼ばれています。ブローカー業務が、顧客の資金を元に株式や債権を購入して、その手数料を得るのに対して、ディーラー業務は証券会社の自己資金で株式や債券を購入・売却する業務です。自己資金ですので、自由に売買をハンドリングでき、時に大きな利益を生むことがある反面、大きな損害を会社に与えてしまう場合もあります。外資系証券会社などは主にこのディーラー業務で大きな利益を産んでいます。

上記の仕事内容を見ると分かるように、他人や会社の財産を運用して大きく利益を生むことができる大変やりがいのある仕事です。その反面、一瞬にして預かったお金や会社のお金が減ってしまうということもあり、プレッシャーの非常に大きな仕事とも言えます。加えて、証券会社の大きな特徴のひとつに、給料が高いということもあります。

初任給こそ大手証券会社で二十数万円と他の大企業とさほど変わりませんが、実績を挙げれば20代でも年収1,000万円が可能な証券会社も数多くあります。「プレッシャーはあるが、大きなやりがいと高い年収が欲しい」という野心的な学生に人気があると言えます。

資格について

ただ単に証券会社で働くためには必須の資格はありません。証券会社でも、銀行と同様に受付業務や窓口業務があり、そうした部署で働くためには資格は必要ありません。また、証券会社でも多くの企業と同様に総務部部や人事部といった部署があります。そうした部署で働く人も特に必要な資格はありません。

しかし、証券取引や金利や為替などの金融商品の取引(デリバティブ取引)といった証券会社の中核をなす金融取引の勧誘を行うためには、「外務員」という資格が必須です。大切な資産を的確に運用できる資産運用のプロであるという証明のための資格という意味があるため、いわゆる「証券会社の仕事」をしたいという人は、絶対にとっておかなくてはなりません。

外務員の資格は一種と二種に分かれていますが、ここではまずは多くの人が最初に取得する二級外務員に絞って情報をお伝えしていきます。二種外務員の概要は以下になります。

【二種外務員】

受験資格

特になし

試験内容

法令・諸規制、商品業務、関連科目についての基礎的知識

出題形式

 

二択および五択選択方式

合格基準

300点満点中210点以上(70%以上)

試験会場

全国の主要都市(詳細は主催する日本証券業協会ホームページを参照)

合格率

例年60%程度

※二種外務員試験の情報は日本証券業協会ホームページから引用

就職・転職活動

証券会社は、先にもお話ししたように大学生の人気就職先ランキングの上位に入るほど人気のある業種です。そのため、大手証券会社の新卒入社倍率は50倍とも100倍とも言われています。新卒で入社することは非常に狭き門になっているといえます。

また、外資系の証券会社に目を移してみると、もちろん日本での新卒採用は行っていますが、多くは日本の証券会社で実績を挙げた証券マンがヘッドハンティングされてて雇用されているという実状があります。外資系証券会社は、年収数千万円以上も珍しくありません。しかし、日本の会社と違ってリストラは多々あります。しかし、優秀な方はどんどんステップアップできる環境であるといえます。

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