医薬品・化粧品などの品質管理の仕事

仕事内容

医薬品や化粧品の品質管理の仕事は、医薬品や化粧品の品質を一定に維持するためにさまざまな分析や検査を行う業務です。

原料の検査や製品になったものの検査はもちろん、製品となってから時間が経った場合の経年劣化や品質がどの程度変わるのかをテストすることも重要な業務です。

医薬品や化粧品の品質を保つために、原料から製品の時間経過や保管場所による変化まで、品質を左右するありとあらゆる項目をテストしていきます。

医薬品や化粧品を安全に市場に届けるための最終チェック機関でもありますので、ここで見落としやミスが起こった場合、会社が不利益を被ることはもちろん、何よりもお客さんの健康被害まで引き起こしてしまうケースも考えられます。そのため、この業務にあたる人には重い責任があります。

また、薬事法務に関わる書類の作成や製品の許可・申請書類の作成、官公庁からの文書の保管・管理、病院やクリニックなどの医療機関から寄せられるDI情報(医薬品情報)の管理といったデスクワークも重要な業務のひとつです。

開発や営業などと違い、普段は目立たず「100%できて当たり前」と捉えられがちな仕事です。しかし、品質管理の仕事は会社を支える責任重大な仕事であり、会社はもちろん消費者への貢献度が非常に高く、やりがいのある仕事と言えるのではないでしょうか。

資格について

医薬品メーカーや化粧品メーカーで品質管理部門で働くために必須の資格はありません。薬品に関する知識が必要なため、薬剤師資格 を持っていると就職や転職に有利に働く側面はありますが、薬剤師資格を持っていなくても品質管理部門で働いている人は大勢いますので、必ずしも必要な資格というわけではありません。

薬剤師資格を取得するには6年制の薬科大学や薬学部を卒業している必要があります。そのため、薬剤師資格は取得することは容易とは言えないでしょう。

すでの薬学部で学んでいる、あるいは薬剤師資格を持っているという人は良いですが、それ以外の人は薬剤師資格以外の方法でメーカーにアピールする方法を考えた方が賢明でしょう。その方法のひとつが英語です。

外国の原材料や医薬品を扱う機会も多いですので、英語を身に着けておくと、就職や転職に有利になるのはもちろん、実際の仕事でも役立ちます。就職試験、転職試験までにTOEICやTOEFLなど客観的に英語能力を証明することができる試験を受けておくことをおすすめします。

また、品質管理の仕事は、薬事法に関わる資料や官公庁に提出する資料を作成することも多いので、薬事法や医薬品医療機器等法などの法律に関する知識も身に付けておくこともおすすめです。

さらに、「製造業責任技術者」や「総括製造販売責任者」といった資格が昇進に有利になるケースがあります。ただし、これらの資格は薬剤師資格を持っている人以外は、実務経験が必須ですので、働きながらの取得を目指してください。

就職・転職活動

今回紹介した化粧品メーカーや医薬品メーカーのほかに、品質管理が重要な企業に食品メーカーが挙げられます。品質管理が重要な化粧品、医薬品、食品の各業界は、この先どのような時代が来ようともなくなることはない分野と考えられています。

また、これらの分野では品質管理はとても重要な要素ですので、品質管理の仕事自体がなくなってしまうということも考えづらいことです。

また、昨今の風潮としては、消費者はより製品の安全性を重視していて、健康被害につながるようなミスを起こしてしまった会社は、厳しい社会的制裁を受ける傾向にあります。

こうした状況を受け、企業側でも品質管理の仕事をこれまで以上に重視して、部署の拡大、人員の増員を図る企業も多数見受けられます。

新卒の需要もさることながら、経験を積んだ人のキャリア採用も積極的に行っており、40~50代でも、他の業種と比べると転職先が見つけやすい業種になっています。

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